筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第29回はグリーンサムの魔女の紅茶・ブラックカラントをレビューしてみます。
どんなブランド?
グリーンサムは、横浜元町に店舗を構える、ハーブと魔女の専門店です。
グリーンサムは1985年 横浜元町に創業したハーブと魔女の専門店です。
自然の不思議をパワーとし、健康と深く関わってきた魔女はハーブを熟知したハーバリストです。
生活のあらゆる面で役立つハーブを知って、魔女のように愉快でパワフルに美しく生きることを提案します。
めくるめくハーブと魔女のハンドメイドワールド。
その世界観の作りこみたるや尋常でなく、お店に一歩踏み込めば、感嘆の声を上げずにいられません。
そんなハーブの専門店が送る「魔女の紅茶」、いったいどんなお茶なんでしょうか。
んにゃ~~
どんな茶葉?
今回レビューするのは魔女の紅茶・ブラックカラント、リーフティー70g入りです。
パッケージはこんな感じ。素敵なエンブレムが目を惹きます。
上部に密閉チャックがついており、保存性に優れています。
2020年に購入したものなので、今はパッケージが変更になってるかもしれません。どうぞあしからず。
開封した途端、素晴らしいカシスの香りが広がります。
飲む前から「間違いなくおいしい!」と確信してしまうほど、いい香りです。
茶葉の形状はホールリーフ、産地はスリランカで、グレーがかった黒の茶葉に、ブラックベリーリーフがブレンドされています。
ドイツのティーブレンドをベースに、店主さんがハーブを加えて作っているのだそうです。
ストレートでいれる
蒸らし時間の記載はありません。
筆者は3~4分蒸らしていれています。
リーフティー(ルースティー)のいれ方については以下の記事をどうぞ。
ベリーの甘酸っぱさが印象的な、非常にいい香りです。
香ばしい系よりはアロマ系に分類されますが、着香はきつくありません。
ナチュラルな香りで、心が落ち着き、安らぎます。
水色は、これぞまさに紅茶!というような、明るく澄んだオレンジ寄りの赤色です。
透明感が抜群なので、ぜひ、底の浅いティーカップで楽しんでほしいです。
お味は極めてなめらか。
まろやかな旨みと、フルーティーな香りが口いっぱいに広がります。
渋みや苦みはまったくなく、するする飲めます。
文句なしに上質な、大満足の一杯です。
ケーキと合わせる
まずは、華やかな香りとなめらかな味を活かして、ケーキと一緒に楽しんでみます。
鎌倉に本店を置くパティスリー・クグラパンのケーキ二種と合わせてみました。
言うまでもなく最高のティータイムでした!
ケーキ屋さんのおしゃれなケーキと合わせれば、約束された贅沢なひとときが楽しめます。
お次は、よりカジュアルな例をご紹介。
ラグノオのポロショコラと、カルディのしっとりチーズケーキと合わせてみました。
ケーキはホイップ、ミント、はちみつ、カシューナッツ、レーズンでデコレーションしています。
こういう、ひと手間かけた素朴なティータイムにもばっちり合うんだよ。
精神性としてはむしろ、こっちのほうがブランドの雰囲気に近いかもね♪
お菓子を手作りできる人はぜひ合わせてみてね。たぶんそれが一番ぴったり!
というわけで、手作りのお菓子と合わせてみました。
自家製のレアチーズケーキです。
このときはたまたま持ち合わせていなかったんですが、ミントがあれば完璧でしたね!
焼き菓子と合わせる
その他、焼き菓子にももちろん合います。
バターたっぷりの焼きたてクッキーなど、考えただけでも最高ですが、今回は少し変化球を。
源吉兆庵のダックワーズと合わせてみました。
さくさくしっとりの繊細な生地が、紅茶のていねいな印象とぴったりマッチします。
源吉兆庵といえば和菓子のお店ですが、最近は洋菓子の領域にも積極的に進出しているようです。
ダックワーズはまだあまり流通していないようですが、白桃フィナンシェなどはかなり定着してきましたね。
こんなときにおすすめ
キーワードは「ハーブ」と「魔女」。
魅力的なコンセプトと、紅茶としてのクオリティが両立した逸品です。
入手方法
横浜元町の店舗、もしくは直営のオンラインショップで購入できます。