夏場に飲みたくなる涼しげなアイスティー、実は自宅で簡単に作れます。
カフェに行かなくても、チルドで我慢しなくても、香り高いアイスティーがおうちで楽しめちゃうんです。
特別な道具は必要ありません。ティーバッグで作れます。
さっそく今から作ってみましょう!
はじめに
ご紹介するレシピについて
この記事では、趣味で紅茶をのんびり楽しんでいる筆者が、うちではこんなふうにアイスティーを作ってるよ、というのをゆるーい感じでご紹介しています。
一口にアイスティーと言っても、作り方はいろいろあります。
ここでご紹介するのは、
そんなレシピになります。
筆者があれこれ模索して最終的にたどり着いた、とってもシンプルな作り方です♪
にゃ。
用意するもの
以下、ひとつずつ詳しく見ていきます。
ティーバッグ
お好きなティーバッグでOKです。
ティーポット
ティーポットならなんでもよいです。
筆者が愛用しているティーポットはこちらです。
マグカップとかでも作れることは作れます。
ただ、最終的にグラスに注ぐので、注ぎ口があるティーポットのほうが便利です。
やかん または 電気ケトル
お湯を沸かせればなんでもよいです。
筆者が愛用しているやかんはこちらです。
タイマー
蒸らし時間を計るのに使います。
正確に計りたいので、時計ではなくタイマーがおすすめです。
グラス
お好きなグラスでOKです。
氷
ご家庭の冷蔵庫で作った氷でOKです。
作り方
おいしいアイスティーを作る5ステップはこちらです。
つまり、普通にいれたホットティーを常温放置で冷ますだけ!
これ以上ないほどシンプルだけど、「常温でしばらく冷ます」っていうのが実はポイントなんだよね。
そう!
そうすると薄まらずに、見た目もキレイに仕上がるんだよ~。
ステップ1:水道水を沸かす
やかん、または電気ケトルで水道水を沸かします。
おいしい紅茶には、空気をたっぷり含んだ新鮮な水が欠かせません。
ステップ2:熱湯を注ぐ
ティーポットにティーバッグをセットし、沸騰中の熱湯をすかさず注ぎます。
量は、ティーバッグ1個あたり200mlをめやすに、お好みで調整してください。
お湯が沸いたら、温度を1℃も下げないつもりですかさず注ぎましょう。
ステップ3:ふたをして蒸らす
ティーポットにふたをして、タイマーをセットし、蒸らします。
蒸らし時間は茶葉によって異なります。
ティーバッグのパッケージに記載があればその通りに、記載がなければ、とりあえず3分くらいから試してみてください。
蒸らし時間は、はじめは書いてある通りにいれてみて、二回目以降、好みに合わせて調整するとよいでしょう。
ステップ4:常温放置で冷ます
ティーバッグを取り出し、ふたを開けたまま、常温放置で冷まします。
クリームダウンも起きにくくなります。
クリームダウンは、紅茶が冷えて色が濁る現象のこと。
味に変わりはないんだけど、見た目が悪くなるから、できれば避けたいね。
冷蔵庫に入れて冷ますと高確率でクリームダウンするけど、筆者の経験上、常温放置ならほぼ大丈夫!
ちなみに、クリームダウンのしやすさは茶葉によっても異なります。
実験のつもりでいろいろ試してみるといいかも。
作る量にもよりますが、大体1~2時間ほどで冷めます。
注ぎ口のあるボウルやミルクパンに移し替えると、より早く冷ませます。
筆者が愛用しているミルクパンはこちらです。
ステップ5:グラスに注ぐ
氷を入れたグラスに注ぎます。
溶けにくいので紅茶が薄まりにくく、冷たさも長持ちします。
以上で、おいしいアイスティーのできあがりです!
これやっちゃあかん
次のようなことをすると残念な味になりますので、ご注意ください。
×保温したお湯でいれる
おいしい紅茶をいれるには「100℃の熱湯を注ぐ」=「沸騰中のお湯を注ぐ」必要があります。
×くみ置きの水を沸かしなおす
おいしい紅茶に必要なのは「空気をたっぷり含んだ新鮮な水」なのでアウトです。
×ミネラルウォーターを使う
おいしい紅茶に必要なのは「空気をたっぷり含んだ新鮮な水」なのでアウトです。
×お湯を沸騰させ続ける
お湯の中の空気が抜け、ひどい風味の紅茶ができあがってしまいます。
沸騰し始めたら、間を空けずにすかさず注ぎましょう。
×沸騰させたお湯を冷ます
おいしい紅茶をいれるには「100℃の熱湯を注ぐ」必要があります。
温度を下げないよう、沸騰中のお湯をすかさず注ぎましょう。
×ふたをしない
「ふたをして蒸らす」のが紅茶をおいしくいれるポイントです。
×蒸らし時間を守らない
たとえば、規定の蒸らし時間が1分の茶葉を、3分、5分と蒸らし続けると、渋みやえぐみが出てしまうことがあります。
はじめは規定の時間通りにいれて、二回目以降、必要に応じて調整するのがよいでしょう。
×ティーバッグをしぼる
雑味の原因になります。
蒸らし終わったら、ティーバッグを軽くゆすって、静かに引き上げましょう。
ちなみに、カレルチャペックなど、しぼることを推奨しているブランドもあるんだよ!
そんなときはぜひ、ブランドのおすすめ通りにやってみてね。
×氷の上に熱い紅茶を注ぐ
氷があっという間に溶けて、紅茶が薄まり、ぼんやりした味になってしまいます。
常温放置で冷ましてから注ぎましょう。
オンザロック方式とか、急冷方式とか、アツアツの紅茶を一気に冷やす作り方も、確かにあるんだけどね。
経験上、なかなかうまくいかないんだよね……。
家庭用冷凍庫の限界かなーと思ってる。
市販のかち割り氷ならあるいは、って感じだね。
余裕があったらもうひと手間
余裕があれば、こんなところに気を使うとさらにおいしくなるかもしれません。
ティーポットを温める
あらかじめ、ティーポットにお湯をくぐらせて温めておきましょう。
湯温をなるべく下げないための補助的なひと手間になります。
茶液をじっくり出しきる
蒸らし終わったあと、ティーバッグをすぐに引き上げず、ティーポットのふちに寄せてじっくり待ち、滴る茶液を出しきりましょう。
紅茶を注ぐときの最後の一滴を「ゴールデンドロップ」といいます。
最後の一滴まで旨みが凝縮されているので、じっくりていねいに注ぎきりましょう。
蒸らし時間を調節する
好みに合わせて、蒸らし時間を調整してみましょう。
いろいろ試して変化を楽しんだり、一番おいしいタイミングを研究してみるのも面白いですよ。
ちなみに、濃くいれたいときは、蒸らし時間はそのままで、お湯の量を減らすか、ティーバッグを増やすといいよ!
アレンジする
牛乳を加えてアイスミルクティー、輪切りのレモンを添えてアイスレモンティーなどなど、自由なアレンジを楽しみましょう。
甘みをつけたいときは、ガムシロップを加えるか、冷める前に砂糖を加えて溶かしましょう。
それでもおいしくなかったら
単純に、その茶葉が好みに合っていない可能性があります。
茶葉の種類を変えてみたり、ブランドを変えてみたりするとよいでしょう。
また、同じ名前の茶葉でも、ブランドによって味がまったく異なります。
たとえば「××のアッサムはいまいちだけど、○○のアッサムはおいしい!」といったことも普通にあります。
どうやってもやっぱりおいしくないぞ?と思ったら、無理せず、ほかの茶葉を試してみましょう。
まとめ
最後にもう一度、自宅でおいしいアイスティーを作るための5ステップをおさらいしましょう。
作りたてのアイスティーって、香りも味もくっきりしてて本当においしいんだよね♪
普通にいれて冷ますだけ!
簡単&お手軽なので、ぜひいろいろ作って楽しんでみてね。