筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第40回はトワイニングのセイロンオレンジペコをレビューしてみます。
どんなブランド?
トワイニングは1706年創業、ロンドン発の紅茶ブランドです。
その名を聞いたことがない、見たことがないという人はほとんどいないのではないでしょうか。
世界的なブランドであり、日本でも極めて広く親しまれています。
スーパーやコンビニに当たり前のように置いてあり、人々の日常に完全に溶け込んでいます。
公式サイトを見てみると、驚くべき話がたくさん書かれています。
たとえば、
伝統の国・イギリスを体現したようなブランドですね。
変わることなく進化し続ける、みたいな姿勢が感じられてかっこいいなあ。
うちでは他にゴールデンアッサムとイングリッシュブレックファストのレビューもしてます。
ミルクティーが好きな人は要チェックです♪
どんな茶葉?
今回レビューするのはセイロンオレンジペコ、ティーバッグ20袋入りです。
オレンジペコって何?と思った人は以下の記事をどうぞ。
オレンジの香りがする紅茶“ではない”です!
ややこしいよね。
オレンジ色のパッケージが目印です。
横置きにして開封します。
個包装の裏面には蒸らし時間が書かれています。
タグひも付きの四角いティーバッグです。
香りの強さは控えめで、ほんのり酸味のあるすっきりとした香りです。
中の茶葉は黒色で、顆粒くらいの細かさです。
ストレートでいれる
ティーバッグの個包装に「BREW FOR 1.5 MINUTES(1.5分蒸らす)」とあるのでその通りにいれてみます。
ティーバッグを使った紅茶のいれ方については以下の記事をどうぞ。
ほどよい濃さ、ほどよい厚みの穏やかな香りがふんわり広がります。
とても安心する香りです。
水色はオレンジがかった濃い赤茶色です。
写真ではかなり濃く見えますが、実際はマグカップの底が見えるくらいの透明度です。
文字通り「紅いお茶」って感じ。
底の浅いティーカップならよりきれいな水色が楽しめます♪
お味は安心安定のおいしさ。
癖がなく、渋みや雑味もなく、まろやかなコクと旨みが味わい深いです。
ストレートで飲むのにちょうどよい濃さで、口当たりがさらっとして飲みやすいです。
シュークリームと合わせる
お菓子、デザート、お食事まで、合わない食べ物を探す方が難しいくらい汎用的なお茶ですが、個人的にベストマッチだなと思ったのがこちら。
ビアードパパのパイシュークリームです。
紅茶の旨み、カスタードのコク、それぞれのまろやかな甘みに、シュー生地のサクサク感。
すべてが見事に調和して本当においしかったです。
チョコレートと合わせる
チョコレートとももちろん合います。
ビター、ミルク、ホワイト、フルーツやナッツの入ったものなど、相手を選びません。
六花亭のストロベリーチョコホワイトと合わせてみました。
フリーズドライのいちごをホワイトチョコレートで包んだお菓子です。
キャラメルと合わせる
同じく六花亭でこんな組み合わせもやってみました。
六花亭のマルセイキャラメルと合わせました。
ビスケット、大豆、アーモンドが入っているキャラメルです。
普通のキャラメルよりもしっとり柔らかく、日持ちも短く生っぽい一品。
言わずもがな、ホットのストレートティーとの相性は抜群です。
フルーツティーにする
紅茶の汎用性を生かしてフルーツティーにすることもできます。
柑橘のドライフルーツを浮かべてみました。
果物の名前を忘れてしまったのが悔やまれますが、沖縄産のフルーツだったと思います。
こんな感じでドライフルーツやレモンスライスを浮かべてもよし、カットフルーツをティーポットに入れてもよし、自由自在に楽しめます。
お茶菓子にはシェリエのアーモンドココアクッキーを合わせました。
こんなときにおすすめ
香り、旨み、コク、甘み、水色など、おおよそ「紅茶」と言ったときに期待される要素をバランスよく兼ね備えているのが最大の特徴だと思います。
かつリーズナブルなお値段で流通量も多く、手に取りやすいのも魅力です。
一言で言うと「安くておいしいスタンダードな紅茶」。
とりあえずこれ買っとけば間違いない。
初心者さんがはじめて手に取る紅茶としてもとってもおすすめです!
入手方法
成城石井やジュピターなどの輸入食品店はもちろん、普通のスーパーの紅茶売り場にも置いてあります。
近場を軽く探してみて見つからないときは通販が手っ取り早いです。
大手通販サイトで常時取り扱われています。