筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第28回はジャフティーのイングリッシュブレックファストをレビューしてみます。
どんなブランド?
ジャフティーは1944年創業、スリランカ発の紅茶ブランドです。
2021年6月現在、日本語の公式サイトはありません。
本家スリランカの公式サイトはこちらです。
75年続く老舗の紅茶メーカーJAFTEAは、手摘みのスリランカ茶葉100%にこだわり、今では世界50か国で愛されるブランドです。世界の航空会社や海外のフォーシーズンズホテルなどで採用されるこだわりの逸品です。
[出典:イングリッシュブレックファスト ティーバッグ50袋入り 外箱側面]
プロデュースから紅茶の栽培、製造まで、100%メイド・イン・スリランカのティーブランドなんですね。
![](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/02/icon-ubakun-l.png)
日本で言うところの緑茶みたいな感じだね。
プロデュースも栽培も製造も、ぜんぶ国内でやってるっていう。
![](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/02/icon-munchan-r.png)
ジャフティーの紅茶がどんなふうに作られてるのか、詳しい動画があったので紹介するね!
どんな茶葉?
今回レビューするのはイングリッシュブレックファスト、ティーバッグ50袋入りです。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト 外箱](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-01-800x800.jpg)
外箱
外箱には小窓が空いており、内容物が個包装のティーバッグだということがわかりやすくなっています。
とてもいい工夫ですね。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト 箱を開けたところ](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-02-800x800.jpg)
外箱を開けた様子
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ティーバッグ個包装](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-03-800x800.jpg)
ティーバッグ 個包装
タグひも付きのティーバッグです。
中の茶葉は、ほぼ粉末に近い、顆粒ぐらいの大きさです。
産地はディンブラです。
やや草っぽく、コクのある香ばしい香りがします。
ストレートでいれる
蒸らし時間について、パッケージには「2分30秒~3分ほど」と書いてあります。
筆者は、ストレートなら蒸らし3分、ミルクティーなら蒸らし4分が好みでした。
ティーバッグを使った紅茶のいれ方については以下の記事をどうぞ。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ストレート](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-05-800x800.jpg)
ストレート
思わず胸いっぱいに吸い込みたくなる、いい香りです。
ティーバッグの状態と比べると、草っぽさが弱まり、コクと香ばしさがアップしています。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ストレート水色](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-06-800x800.jpg)
ストレート 水色
水色はオレンジ寄りの鮮やかな赤茶色です。
ミルクティー向けのブレンドとしては、色の濃さはやや控えめです。
お味のほうは、濃厚ですがしつこくなく、比較的あっさりとした口当たりです。
渋みや苦みといった雑味はなく、紅茶の旨みが広く厚く、横に広がります。
ストレートでもじゅうぶんおいしく楽しめます。
ミルクティーにする
ミルクティーにするときは、蒸らし4分、湯量少なめ、牛乳少なめ、砂糖控えめがおすすめです。
![](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/02/icon-ubakun-l.png)
特に、湯量が多いと味がぼんやりします。
ぎゅっと密度高めを意識して。
![](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/02/icon-munchan-r.png)
たっぷり飲みたいときは、ティーバッグを2個入れるのがおすすめ。
お手頃価格の茶葉だから惜しみなく使っちゃおう!
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ミルクティー](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-07-800x800.jpg)
ミルクティー
三温糖をティースプーンに軽く2杯入れたミルクティーがこちら。
まったり軽やかな香りです。
穏やかで、どこか可愛らしい印象です。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ミルクティー水色](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-08-800x800.jpg)
ミルクティー 水色
ヘルシーな小麦色の肌を思わせる水色です。
お味はもちろん美味!
濃厚ですが、比較的ライトなところでまとまっています。
全体にバランスがよく、安定感があり、こっくりなめらかでスルスル飲めます。
ビスケットと合わせる
シンプルに王道を行くミルクティーなので、まずはやはりビスケットを合わせていきたいですね。
特におすすめなのがこちら。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ジンジャービスケットと合わせて](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-09-800x600.jpg)
ジンジャービスケットと合わせた様子
セイロンファミリーのジンジャービスケットと合わせてみました。
実は、ジャフティーを日本に輸入してくれているのも、このCeylon Family 株式会社なんです。
お茶もお菓子もスリランカ、言うまでもなくベストマッチなおいしさです。
ビスケットはゴリッと硬めで、生姜が効いていて結構辛いです。辛いものが苦手な方はご注意を。
冬場はもちろん、お腹を冷やしがちな夏場にもおすすめです。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト ビスケットサンドと合わせて](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-10-800x800.jpg)
フォアビスケットと合わせた様子
お次はこちら。ヘレマのフォアビスケット、バニラと合わせてみました。
口の中の水分を根こそぎ奪っていくビスケットとコクうまミルクティーの組み合わせ、本当に最高です。
チョコレートと合わせる
もちろん、ビスケット以外にもあらゆる食べ物と合わせられます。
着香されておらず、癖がなくシンプルで、ストレートでもミルクでもおいしく飲めるので、相手を選びません。
今回はその中から、チョコレートと合わせた一例をご紹介します。
![ジャフティーのイングリッシュブレックファスト トリュフと合わせて](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2021/06/jaftea-eb-11-800x600.jpg)
トリュフと合わせた様子
シンフォニートリュフ・オリジナルと合わせてみました。
ミルク感の強いトリュフなので、いつもならストレートで合わせるところですが、この日は気持ちが凹んでいたので、あえて三温糖たっぷりのミルクティーにして自分を甘やかしました。
こんなときにおすすめ
お財布に優しい値段設定と、シンプルかつハイクオリティーなおいしさが魅力的。
デイリーティーとして非常におすすめできます。
ただひとつの難点は、ティーバッグから茶葉が飛び出やすいこと。
どのメーカーのティーバッグでもたまに起きてしまうことですが、ジャフティーのティーバッグはその頻度が少々高いように感じました。
50個中何個かは、茶こしを通さなければならないくらい派手に飛び出てしまいました。
![](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/02/icon-ubakun-l.png)
逆に、そこが気にならないならぜひ買うべき。
味と値段は文句なしにおすすめです。
入手方法
成城石井やジュピターなどの輸入食品店で購入できます。
大手通販サイトでも購入できます。