筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第15回はルピシアの花笠をレビューしてみます。
どんなブランド?
ルピシアは日本発のお茶の専門店です。
紅茶、日本茶、烏龍茶、ハーブティーなど、さまざまなお茶を取り扱っています。
明るく軽やかなブランドイメージと確かな安全性を売りに、2020年1月現在、日本全国に150以上の店舗を構えています。
駅ビルや百貨店など、大きめの商業施設にはだいたい入っている、今もっとも身近なティーブランドのひとつです。
お値段も高級すぎず、気軽な贈り物にぴったりの絶妙な価格設定になっています。日々の生活で常飲するのにもよいでしょう。
どんな茶葉?
今回レビューするのは山形限定紅茶の花笠、ティーバッグ10袋入りのオリジナルBOXです。
↑公式通販で買えるのは50gのデザイン缶のみとなっており、
↑ティーバッグのオリジナルBOXは山形七日町店の店頭でしか買えません。
すごいレアものなんだ!?
実はそうなんだよね~。
外箱には可愛らしい帯が巻かれています。
湯温や蒸らし時間が書かれているのはこの帯だけなので、後々確認したい人は捨てないようご注意ください。
地味に変わった仕様の箱です。
無地の内袋の中にティーバッグが詰められています。
メッシュ素材、テトラ型、タグひも付きのティーバッグです。
中の茶葉は不揃いです。紅茶、ルイボスティー、紅花(サフラワー)がブレンドされています。
真っ先に来るのがさくらんぼの香り、続けてルイボスが香ります。すっきりフルーティーな印象です。
ストレートでいれる
帯に「浸出時間2.5-3分」と書かれているので、3分でいれてみます。
ティーバッグを使った紅茶のいれ方については以下の記事をどうぞ。
酸味のあるフルーティーな香りが漂います。すっきりとしながらも穏やかで心地よい香りです。
着香の具合も強すぎることなく、ほどよいです。
赤みを帯びた、濃くもクリアな水色です。
一口飲んでみると、非常に美味!
深いリラックスをもたらしつつ、華やかさや彩りもあわせ持ったお味です。絶妙な和っぽさに安心感を覚えます。
お茶そのものも濃すぎず、渋くありません。ただただ心地よくおいしく飲めます。
さくらんぼと紅花とお茶、それぞれの香りがよくまとまってて素敵! 落ち着く~。
これはもう断然ストレート向きだね。
和菓子と合わせる
このお茶に合わせるとしたら、もちろん和菓子や和スイーツでしょう! 和っぽいお菓子ならだいたいいけます。
中でもおすすめなのが餡子とはちみつです。
たとえばこちら、仙台銘菓・伊達絵巻と合わせてみた様子です。
バウムクーヘンで小倉餡やクリームを包んだお菓子で、特に餡子のほうが抜群に合います。
こちらはとらやの羊羹・はちみつと合わせてみた様子です。
はちみつの甘みと花笠のすっきり甘酸っぱい風味が見事なハーモニーを奏でます。
くりこ庵のたい焼きと合わせてみました。クリームと桜あんです。
紅茶にさくらんぼの香りがついているので、これまたベストマッチ! 大満足な春のティータイムです。
さつまいもと合わせる
「和」と「はちみつ」、二つのキーワードを組み合わせてこんな楽しみ方もできます。
筆者の手づくり、安納芋のはちみつレモン煮と合わせてみました。
これがもう最高のマリアージュ! 料理好きの方はぜひ試してみてほしいです。
あと、お茶のフレーバーが穏やかだからフルーツ系のお菓子も合わせやすそうな気がする。香りでケンカしにくいかも。
山形の名産品とか、ご当地つながりで合わせるのも楽しそうだね!
こんなときにおすすめ
非常にバランスがよく飲みやすいお茶なので、贈り物にも最適です。
入手方法
ここでご紹介したティーバッグのオリジナルBOXは、山形七日町店の店頭でのみ購入できます。
ちなみに、50g袋入りのリーフティーも山形七日町店でしか買えません。さすが山形限定紅茶。
50gのデザイン缶のみ、公式通販で購入できます。
ほか、ルピシアは毎年全国各地でグラン・マルシェというイベントを行っています。地域限定のお茶も一堂に会するので、そこで入手するのもよいでしょう。
2020年はコロナの影響でぜんぶ中止になっちゃったけど、また次の機会に行ってみてね!
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ルピシア山形七日町店にはティールームが併設されています。ゆったり広々とした空間で非常にくつろげます! 花笠を買いに行ったらぜひこちらで一服してみてください。