筆者が訪れた紅茶のおいしいお店をゆるーくご紹介する、カフェレビューのコーナーです。
第10回は山形県内唯一にしてティーサロン併設のルピシア、ルピシア山形七日町店をご紹介します。
珍しい!ティーサロン併設のルピシア
ルピシアといえばご存知、日本全国の百貨店や商業施設で見かけるお茶屋さんですね。
そのほとんどは小売店ですが、中にはティーサロンが併設されている店舗もあります。
2022年4月現在、ティーサロン付きのお店はわずか1店舗、山形七日町店のみとなっています。
なお、小売店側は通常通り営業しているそうです。
最新の情報は公式サイトをご確認ください。
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せっかくの素敵なティールームが使えなくなっちゃって本当に残念……。
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再開を心待ちにしつつ、ここからはコロナ禍前の様子を紹介していきます。
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お店の雰囲気やお茶の種類等、参考にしてみてね。
ガラス張りの広々とした空間
![ルピシア山形七日町店 外観](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-01-800x600.jpg)
外観
ナナビーンズという商業施設の一階にあります。
ガラス張りの開放的な外観が目印です。
![ルピシア山形七日町店 内観](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-02-800x600.jpg)
内観
自然光をたっぷり取り込んだ店内は、ゆったり広々としています。
入って手前が小売コーナー、奥がティーサロンです。
![ルピシア山形七日町店 ティーサロン入口](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-03-800x600.jpg)
ティーサロン入口
ここから先がティーサロンになっています。
小売スペースとティーサロンを隔てる壁はなく、柱や観葉植物で仕切られています。
それでいてせわしなさは一切なく、明るく広々とした空間でのんびりくつろげます。
![ルピシア山形七日町店 ティーサロン客席](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-04-800x600.jpg)
客席
ぺたーんとした背の低い椅子が印象的。
こう見えて座り心地は非常によいです。リラックスできますよ。
お茶が主役のライトなティーサロン
メニューを開いてみると、次から次へと連なるお茶の数々!
ルピシアは「世界のお茶専門店」を謳っており、紅茶、日本茶、中国茶、ハーブティーなど、様々なお茶を取り扱っています。
それらの中からまんべんなく、バランスよく選び抜かれたメニューとなっています。
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それぞれ1ポット、1カップのどちらか選べるんだね。
アイスティーもあるみたい。
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あと、お茶を単品で頼むとちょっとしたお茶うけがついてくるね。
ドライフルーツとか焼き菓子とか。
確かフードメニューはなかったと思います。
スイーツも選択肢はさほどありません。スコーン三種、ケーキ二種、お茶のアイスが五種くらい。
つまりこのお店を一言でいうと、お茶が主役のライトなティーサロンです。
お茶を楽しむためのお店なので、しっかり食べるのには不向きです。
真っ白い茶器で色とりどりのお茶を堪能
ホットティーは1ポット820円、1カップ500円となっています。(各税込)
おすすめはやはりポット。
カップ三杯分くらい、たっぷり入っているのでお得です。
![ルピシア山形七日町店 白桃烏龍極品](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-05-800x800.jpg)
白桃烏龍 極品
こちらは白桃烏龍 極品。
ルピシアといえばやはりこれですね!
台湾産の烏龍茶に白桃の香りをつけたお茶です。
![ルピシア山形七日町店 白桃烏龍極品 アップ](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-06-800x800.jpg)
白桃烏龍 極品 アップ
![](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/02/icon-ubakun-l.png)
シンプルな真っ白い茶器だから水色が映えるな~。
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いろいろ飲み比べると楽しそうだね!
![ルピシア山形七日町店 ディクサムブロークン](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-10-800x800.jpg)
ディクサム・ブロークン
こちらはディクサム・ブロークン。
インドのアッサム地方にあるディクサム農園の紅茶です。
ミルクティー向けのお茶としてカテゴライズされていました。
![ルピシア山形七日町店 白桃](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-11-800x800.jpg)
白桃
こちらは白桃。
名前のまま、白桃の香りをつけた紅茶です。
桃の葉もブレンドされているので、ひときわみずみずしい桃の香りが楽しめます。
![ルピシア山形七日町店 だだちゃとお菓子](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-12-800x800.jpg)
だだちゃとお茶うけのお菓子
最後にこちら。写真奥にあるのはだだちゃというお茶です。
山形七日町店限定のお茶で、だだちゃ豆の香りのついた緑茶です。
フリーズドライの豆と抹茶もブレンドされています。
しかし残念ながらこちらのお茶、もう生産・販売が終了しているのだそうです。
ティーサロンでは在庫のある限り提供、なくなり次第終了とのことでした。
名脇役のティースイーツも楽しんで
![ルピシア山形七日町店 クリームティーセット](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-07-800x800.jpg)
クリームティーセット
スコーンとポットティーのセットです。
お茶はメニューの中からどれでも好きなものを選べます。
スコーンはプレーン、ミルクティー、クルミ&レーズンの三種類から二つ選びます。
![ルピシア山形七日町店 スコーン二種](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-08-800x800.jpg)
スコーン二種
この日はプレーンとミルクティーのスコーンを選んでみました。
スコーンはもふもふ、ふわふわ、ふかふか。
まさにお茶が欲しくなる一品です。
ぱかっと上下にきれいに割れて食べやすいです。
![ルピシア山形七日町店 スコーン用のはちみつとジャム](https://yurutea.com/wp-content/uploads/2019/08/lupicia-yamagata-09-800x800.jpg)
はちみつとジャム
ダージリンの香りのティーハニーと、白桃烏龍のジャムがついてきました。
スコーン、はちみつ、ジャムの香りはいずれもごく淡め。
主役のお茶の香りを邪魔することなく、引き立て役に徹するような印象でした。
その他、写真はないのですが、お茶のアイス「グラス&ソルベ」もおいしかったのでおすすめです。
「焙じ茶 鬼の焙煎」というソルベをいただきました。
極めて濃厚なほうじ茶ラテアイスでした。
こんなときにおすすめ
おいしく、ゆったり、のんびり、そんな素敵な時間が流れるお店です。
ゆっくりリラックスしたいときや、穏やかに語らいたいときにぴったりです。
また、店員さんの接客がとても柔らかく心地よいのもポイントです。
注意点としては以下のようなところが挙げられます。
お茶を楽しむためのお店なので、フードがなく、スイーツの選択肢も少なめです。
また、土地柄もあって駅からは遠いので、車やバスの利用がおすすめです。
基本情報
ナナビーンズの地下に駐車場があります。
2,000円購入で30分無料、4,000円購入で1時間無料になります。