筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第16回はアーマッドティーのイングリッシュアフタヌーンをレビューしてみます。
どんなブランド?
アーマッドティーは1953年創業、ロンドン発の紅茶ブランドです。

高品質ながらお財布にやさしい価格設定で、数ある紅茶ブランドの中でもコスパのよさは随一。
世界的に広く展開しており、日本でも通販はもちろん、スーパーや輸入食品店などにわりと普通に並んでいます。
供給が安定していて入手しやすいので、日ごろ常飲するのにぴったりの紅茶です。

うちではこれまでにアールグレイとイングリッシュブレックファストをレビューしてるよ。

そちらもよかったら読んでみてね♪


どんな茶葉?
今回レビューするのはイングリッシュアフタヌーン、ティーバッグ50袋入りです。

外箱
お店では↑の箱にフィルムがかかった状態で売られています。

外箱を開けた様子
箱の中にティーバッグが直接ごそっと入っています。
ゴミが減る、手間が省けてラクなどの理由から、個人的には非常に好ましい仕様です。

ティーバッグ
ティーバッグは丸くて平たい形をしています。タグひもはありません。
中の茶葉は、粉末とまではいかないものの細かめに粉砕されています。
柑橘の香りがふわっと軽やかに漂います。華やかさと爽やかさの両方を兼ね備えた香りです。
ストレートでいれる
パッケージに「Infuse 3-5 minutes.(3~5分蒸らしてください)」とあるので、私は3分でいれています。
ティーバッグを使った紅茶のいれ方については以下の記事をどうぞ。


ストレート
穏やかで深みのある香りです。奥のほうにふんわりと華やかさを感じます。

ストレート 水色
水色は濃いめ、深めの赤茶色です。
柑橘フレーバーなので味の雰囲気はアールグレイと似ています。ただ、こちらのほうがより厚みや深みを感じます。
ミルクティーにする
箱には「Usually served without milk.(ミルクなしが一般的です)」と書かれていますが、個人的には断然ミルクティーをおすすめしたいです!
中でもおいしいのがハニーミルクティーです。

ミルクティー
いい~~~香り! 明るく華やか、それでいて優しく穏やかな香りです。
この色彩豊かな香りはやはり、フレーバードティーならではですね。

ミルクティー 水色
水色は気持ち赤み寄り、気持ち淡めの柔らかいキャラメル色です。
そしてこれがもう、完全においしいです。

軽やかなんだけど薄くないっていうのが絶妙だよね。

季節でたとえると春!

わかる。
イングリッシュアフタヌーンという名前の通り、午後のひとときにもってこいかもしれません。
仕事や家事や勉強のリフレッシュに一杯、というのも最高ですし、ケーキと合わせて午後のお茶、なんてシーンにもぴったり。おしゃべりが弾みそうです。
ちなみに、
などの組み合わせもとても美味です!
特に、グラニュー糖のミルクティーははちみつの風味がない分、よりシンプルになり、お茶本来のコクと柑橘の香りが引き立ちます。

気分で飲み分けると楽しいよ。
ヨーグルトと合わせる
筆者は毎朝、一日の始まりにホットのミルクティーとヨーグルトをいただいています。

ヨーグルトと合わせた様子
アーマッドティーのイングリッシュアフタヌーンは午後にぴったりのお茶ですが、もちろん朝に飲んでもおいしいです。
上の写真はハニーミルクティー。ヨーグルトもそれに合わせて、レーズン+ナッツ+はちみつをトッピングしています。
お菓子と合わせる
お菓子との相性はもちろん抜群。洋菓子ならほぼなんでも合いそうです。

フィナンシェと合わせた様子
早稲田のパティスリー、D-style TOKYOのフィナンシェと合わせてみました。
しっかりとした焼き加減で、外はさっくり。
一口かじると素材の香りがふわああ~! 続けて味がじゅわああ~! っと広がる、実にミルクティーに合う一品でした。

キャラメルバーと合わせた様子
こちらは青山のGENDYの、ザ・プレミアムビターキャラメルバーと合わせてみた様子です。
薄いビスケットの間にトロ~ンとしたキャラメルがたっぷり挟まっています。
「紳士の一級品」というコンセプトのお菓子だそうで、対するイングリッシュアフタヌーンはどちらかというとうららかな少女のような紅茶なので、この組み合わせはなんというか、あの、背徳感がすごかったです。
かなりの高級品なので贈り物用にぜひ。

こんなときにおすすめ
入手方法
筆者はいつも成城石井の店頭で買っています。
通販では、驚くべきことにほとんど取り扱いがありません。
楽天市場のオックスフォードタイムというお店でかろうじて取り扱われているのを見つけました。↓
日本のブランド公式サイトにはイングリッシュアフタヌーンの情報がありませんが、本国イギリスの公式サイトには載っています。
察するに、日本国内で買えるイングリッシュアフタヌーンは、各小売店がイギリスから直接輸入したものなのかもしれません。

この茶葉に関しては、入手方法が結構限られてるのかもしれないね。
横浜ルミネの成城石井では安定的に取り扱われているので、お近くの方はぜひ。