筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第6回はブンブン紅茶店のアッサムCTCをレビューしてみます。
どんなブランド?
ブンブン紅茶店は1977年開業、鎌倉は佐助に店舗を構える紅茶のセレクトショップです。
JR鎌倉駅から徒歩7分。店内はティールームになっており、豊富に取り揃ったこだわりの紅茶やケーキが楽しめます。入口付近には茶葉やティーグッズの物販コーナーもあります。
今回は喫茶店じゃなく茶葉のほうのレビューです。
喫茶店としてのレビューはまた追々。どうぞお楽しみに!
どんな茶葉?
今回レビューするのはアッサムCTC、ルースティー(リーフティー)50g入りです。
ジッパー付きのパッケージに、可愛らしいイラストのシールが貼られています。
正確なお値段は忘れてしまいましたが、お手頃価格に惹かれたことは覚えています。おそらく500~700円くらいだったと思います。
CTCの茶葉です。写真では黒ずんで見えますが、実際はもっと茶色がかった見た目をしています。
豆知識
CTCとは茶葉を細かく砕いて粒状に丸める製法です。「Crush, Tear and Curl」の頭文字を取ってCTCと呼ばれています。味が早く濃く出るため、ミルクティーに最適とされています。
アッサムはインドを代表する紅茶の産地です。アッサム地方で作られた紅茶のみ、アッサムの名を名乗ることができます。力強い風味と濃厚なコクが特徴で、ミルクティーに最適とされています。
つまり、アッサムCTCはミルクティーに全振りした茶葉ってことだね。
ロイヤルミルクティーにする
ほとんどミルクティー専用といっても過言ではない茶葉。これはもう煮出しミルクティーでいただくのが正道でしょう!
ということで以下すべて、煮出しミルクティーでのレビューになります。まずはロイヤルミルクティーから。
ロイヤルミルクティーの作り方については以下の記事をどうぞ。
水:牛乳=2:1の割合で作ったものがこちら。
発色のよいきれいなキャラメル色です。水色を楽しむなら2:1がベストかも。
個人的により好きなのはこちら。水:牛乳=1:1のロイヤルミルクティーです。
水色はややマイルドになりますが、とにかく味が好みです。一口飲んで「おいしい~!」と声に出してしまうほどの旨み! もったりとした深いコクがたまりません。
お菓子いらずのボリューム感、満足感が味わえます。こっくりとした甘うまな紅茶を楽しみたい方におすすめです。
チャイにする
こちらの茶葉、もともとはチャイ用に購入したものでした。確か店頭での売り文句も「チャイ向け茶葉」だったような。
チャイの作り方については以下の記事をどうぞ。
文句なしにおいしい! 寒い季節にたっぷり作って飲むと温まります。
チャイにするときはロイヤルミルクティーよりも時間をかけてじっくり煮出すとおいしくなります。
使用したスパイスはこちら、DISH LIFEのティーマサラです。本場インドの製品ですね。
アイスクリームと合わせる
水:牛乳=2:1のロイヤルミルクティーは、1:1ほどボリューミーでないので、お菓子を合わせるのに適しています。
アイスクリームと合わせるとこんな感じ。寒い季節、暖房の効いた部屋でこのようなティータイムを整えると、なんともいえない贅沢感が味わえます。
ドーナツと合わせる
こちらはチャイと低糖質ドーナツを合わせたときの様子。1:1の煮出しミルクティーに揚げ物二個は尋常でないボリュームでした……。
使用したスパイスはこちら、山羊印スパイスのチャイ用マサラパウダーです。
フルーツと合わせる
ボリューム感たっぷりの煮出しミルクティーには、さっぱりとしたフルーツを合わせるのもおすすめです。
チャイと、パイナップルとレーズンを合わせてみました。梅雨時や夏場にぴったりの組み合わせです。
こんなときにおすすめ
水と牛乳の比率を変えたり、スパイスを組み合わせたり、いろんな楽しみ方ができるんだね。
オーソドックスな茶葉だから汎用性は抜群だね。煮出しミルクティーであれこれ遊びたい人におすすめ。
入手方法
筆者は2018年3月31日、ブンブン紅茶店の店頭で購入しました。
公式サイトに通販のページがありますが、リンクが切れているので、おそらく実店舗でしか買えないと思われます。
今回は茶葉のレビューでしたが、喫茶店としても非常に楽しめるお店なので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょう。
もし単に「アッサムCTCがほしい、特定のブランドにはこだわらない」ということであれば、以下の記事で、ネットで購入できるアッサムCTCをいくつかご紹介しています。ご参考まで。