筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第3回はハムステッドティーのイングリッシュブレックファストをレビューしてみます。
どんなブランド?
ハムステッドティー(HAMPSTEAD TEA)はイギリス発の紅茶ブランドです。
表記ゆれで「ハンプステッド」というのもありますが、「ハムステッド」のほうが一般的かと思います。
創業年がちょっとわからないのですが、以下のページに1989年以降の創業者のエピソードが書かれています。

てことは、ブランドの歴史は長く見積もっても30年弱?

イギリスの紅茶ブランドとしてはかなり若いね。
Ethical(エシカル:環境や動物や人や社会にやさしい)を徹底的に追求した、誠実さを感じるブランドです。
どんな茶葉?
今回ご紹介するのはイングリッシュブレックファスト、ティーバッグ20袋入りです。
ちなみに、ハムステッドティーは最近、パッケージデザインをがらりと一新しました。
筆者は新しいほうは未経験で、以下のレビューはすべて、旧仕様のものになります。
あらかじめご了承ください。

外箱
外箱の清涼なデザインが目を引きます。

外箱の取り出し口
ただしこの箱、開け口の作りがあまりよろしくありません。
切り取り線はついているものの、なぜかいまいちきれいに切れず、結局びりっとこじ開ける感じになります。

外箱を開けた様子
横向きのほうが比較的きれいに開けやすいです。

個包装の袋
ティーバッグは個包装になっています。

ティーバッグ
タグ付きのティーバッグです。
この状態のまま熱湯を注いでもいいのですが、バッグの中の空間がやや狭いようで、個人的には、なんとなく出が悪いような気がしました。

ティーバッグを膨らませた様子
こんな風に、ティーバッグを軽く引っ張って膨らませると、抽出の具合がいいように感じました。
ストレートでいれる
蒸らし時間は3分でいれています。
ティーバッグを使った紅茶のいれ方については以下の記事をどうぞ。

ストレート
ほっこりするような甘く香ばしい香りが漂います。
一口目、ほんのりではありますが渋みがやや舌に来ます。
甘みは控えめで、お茶らしいボディ感があり、食事に合いそうな味です。
ハムステッドティーのイングリッシュブレックファストは、ダージリンとアッサムをブレンドして作られています。
コク一辺倒にならない繊細な味わいは、ダージリンからくるのかもしれません。

ストレート 水色
水色はやや深い明るめの赤茶色です。
ミルクティー向けのブレンドとしては比較的淡めかもしれません。
ミルクティーにする
「ミルクを入れても入れなくても楽しめる」と記載のある茶葉ですが、イングリッシュブレックファストならばやっぱりミルクティーにしたい!
というわけで、定石通りミルクを入れてみます。

ミルクティー
うーん、いい見た目です!

ミルクティー 水色
水色は淡めのキャラメル色です。
ストレートのときは一口目に渋みを感じましたが、ミルクティーにするとまったく感じません。
ただひたすらになめらかで、旨みが引き立ちます。

ミルクティーにするときは、湯量少なめで濃くいれるのがポイント!
そうしないと、ぼやーんとした味になっちゃうよ。

ミルクも少なめがいいかも。
上の写真ではちょっと入れすぎね。
いろいろ試してみた結果、はちみつ+グラニュー糖のハニーミルクティーが一番おいしかったです。
はじめは三温糖を使っていましたが、グラニュー糖のほうが、この紅茶の特徴であるダージリンの繊細な風味を際立たせてくれます。
こんなときにおすすめ
入手方法
筆者は成城石井の店頭で購入しました。
各種通販サイトでも入手可能です。