筆者が日ごろ飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆるーくご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第2回はルピシアのケニルワースをレビューしてみます。
どんなブランド?
ルピシアは1994年創業、日本発の「世界のお茶専門店」です。
紅茶、日本茶、中国茶、ハーブティーなど、世界中のあらゆるお茶を取り扱っています。
明るく軽やかなブランドイメージと確かな安全性を売りに、2022年2月現在、日本国内に150以上の店舗を構え、海外はアメリカ、フランス、オーストラリアに進出しています。
駅ビルや百貨店など、大きめの商業施設にはだいたい入っている、今もっとも身近なティーブランドのひとつです。
お値段も高級すぎず、気軽な贈り物にぴったりの価格設定になっています。
日々の生活で常飲するのにもよいでしょう。

地域限定のフレーバードティーだよ♪
どんな茶葉?
今回レビューするのはケニルワース、リーフティー50g入りです。
ケニルワースはスリランカの茶園の名前で、紅茶の種類としてはセイロン・ディンブラに当たるようです。

茶葉
茶葉自体がすでにとてもいい匂いで、甘く香ばしい香りが漂います。
上の写真だとほとんど黒に見えますが、実物は茶色っぽい黒という感じです。
等級は「BOP1」と書かれています。
普通に読むと「ブロークン・オレンジ・ペコー(の1)」になると思うのですが、実際の茶葉はご覧の通り大きめで、しっかりと葉の形を保っています。

ブロークンってもっと細かいイメージだったけど、こういうのもあるんだね。
等級、難しい……!

ここまでで「セイロン?ディンブラ??等級???」とはてながいっぱい飛んでる人は、この記事もあわせてどうぞ。
ストレートでいれる
パッケージに「浸出時間2-3分」と書かれているので、筆者は3分でいれています。
リーフティー(ルースティー)のいれ方については以下の記事をどうぞ。

抽出中
みるみる染み出してくる明るい赤茶が、実にいい色です。わくわく。

ストレート
フルーティーな甘い香りがふんわか広がります。

ストレート 水色
水色はオレンジがかった赤茶色で、これぞ紅茶といった趣です。
カーテンを閉めきった室内で撮影したのでやや色が沈んでいますが、晴れの日の日中であれば、かなり明るくクリアに見えるはずです。
舌触りは甘め。
軽やかながら紅茶らしいコクと旨みが感じられます。
ストレートがおすすめとのことですが、まさしくその通りの茶葉だと思います。
砂糖も何も入れずそのままが一番おいしい、そんなシンプルな紅茶です。
ジャムと合わせる

ブルーベリージャムと合わせた様子
ティア・ツリーの自家製ブルーベリージャムと合わせてみました。
ティア・ツリーは群馬県川場村にある果樹園カフェです。
原材料は果実と砂糖だけ、シンプルゆえの鮮烈なおいしさに驚きます。
おいしいジャムを求めている方はぜひ。
アイスティーにする
この日はもう十月だというのに夏日……。
というわけで、アイスティーを作ってみました。
アイスティーの作り方は以下の記事をどうぞ。

アイスティー
グラスにいれると水色の深みが際立ちますね。
味も濃く感じます。
ストレートのアイスティーでは濃厚な香りと旨み、ほんのりとした甘みを味わうことができました。
アイスミルクティーにする
味が濃く感じるということは、ミルクティーにしてもおいしいのでは?と思い、作ってみました。

アイスミルクティー
ガムシロップが手元になかったので、三温糖をひとさじ放りこみ、気合で溶かします。
牛乳を適量加えてできあがり。
ほんのりキャラメルっぽい風味になりました。
ストレートではあんなに濃く感じたのに、飲み口はかなりあっさり。
真夏にごくごく飲むのにぴったりのアイスミルクティーでした。
もっとコクのあるミルクティーを作りたければ、最初に茶液を濃いめに作るとよさそうです。
こんなときにおすすめ
入手方法
ルピシアの店舗やオンラインストアで購入できます。

店舗は国内に150以上あるから、きっと使いやすいお店があるはず!
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