筆者が日ごろ実際に飲んでいる茶葉をきわめて主観的にゆる~くご紹介する、茶葉レビューのコーナーです。
第2回はルピシアのケニルワースをレビューしてみます。
どんなブランド?
ルピシアは日本発のお茶のブランドで、紅茶、日本茶、烏龍茶、ハーブティーなど、さまざまな種類のお茶を取り扱っています。歴史はまだ20年少々と浅いですが、軽やかなブランドイメージと確かな安全性を売りに、2018年10月現在、日本全国に150以上の店舗を構えています。駅ビルや百貨店など大きめの商業施設にはだいたい入っている、今もっとも身近なティーブランドのひとつです。
お値段はスーパーで手に入るようなものよりは高めですが、高級すぎないカジュアル路線で、気軽な贈り物にぴったりの絶妙な価格設定になっています。日々の生活で常飲するのにもよいでしょう。
どんな茶葉?
今回ご紹介するケニルワースは紅茶のブレンドです。リーフティー(ティーバッグになっていない茶葉のままのもの)を買いました。グレード(形状)はフルリーフ。葉っぱを砕かずそのままよじったようなやつですね。50g袋入りで510円です。


茶葉を小皿に取った様子
茶葉自体がすでにとてもいい匂いです。甘く香ばしい香りが漂います。上の写真だとほとんど黒に見えますが、実物は茶色っぽい黒という感じです。
ストレートでいれる
パッケージには「浸出時間2-3分」とあったので、私は3分でいれました。
リーフティーのいれ方については以下の記事をどうぞ。


抽出中の様子
みるみる染み出してくる明るい赤茶、実にいい色です。わくわく。

ティーカップに注いだ様子
ティーカップに注ぐとこんな感じ。フルーティーな甘い香りがふんわか広がります。水色はオレンジがかった赤茶色で、これぞ紅茶といった趣です。

ストレートの水色
カーテンを閉めきった室内で撮影したのでやや色が沈んでいますが、たとえば日差しの降り注ぐお昼時なんかであれば、相当明るくクリアに見えるはずです。
舌触りは甘め。軽やかながら紅茶らしいコクと旨みが感じられます。
メーカーはストレートで飲むのを推していますが、まさしくその通りの茶葉だと思います。砂糖も何も入れずそのままが一番おいしい、そんなシンプルな紅茶です。

ブルーベリージャムと合わせてロシアンティーもどき
この日は手元にあったおいしいブルーベリージャムと合わせて、ロシアンティー的な何かを楽しみました。
せっかくなのでジャムのご紹介もしてしまいましょう。群馬県川場村にある果樹園カフェ、ティア・ツリーの自家製ブルーベリージャムです。原材料は果実と砂糖だけと極めてシンプル。その鮮烈なおいしさに驚きます。おいしいジャムを求めている方はぜひ。
アイスティーにする
この日はもう十月だというのに夏日……というわけでアイスティーを作ってみました。上でいれたホットの茶液を一時間ほど放置して冷まし、氷の入ったグラスに注ぎます。

アイスティーにした様子
コンビニのロックアイスを使えば透明感があってより綺麗なんでしょうが、そこはゆるてぃーどっとこむ、自宅の冷凍庫で凍らせたフツーの氷を使います。
グラスにいれると水色の深みが際立ちますね。味も濃く感じます。ストレートのアイスティーでは濃厚な香りと旨み、ほんのりとした甘みを味わうことができました。
アイスミルクティーにする
味が濃く感じるということはミルクティーにしてもおいしいのでは?という思いつきで作ってみました。

アイスミルクティーにした様子
本当はガムシロップとか、少量のお湯で溶いたはちみつを使えばスマートなんでしょうが、そこはゆるてぃーどっとこむ、三温糖をひとさじ放りこみ気合で溶かします。牛乳を適量加えてできあがり。
ほんのりキャラメルっぽい風味になりました。ストレートの状態ではあんなに濃く感じたのに、飲み口はかなりあっさり。真夏にごくごく飲むのにぴったりのアイスミルクティーでした。
もしもっとコクのあるミルクティーを作りたければ、最初に茶液を濃いめに作るのがいいかもしれませんね。
こんなときにおすすめ
以上、ルピシアのケニルワースのレビューでした。
